Victorian Double Ended Settee
ヴィクトリアン期に作られたローズウッドのダブルエンドのセティです。ダブルエンドとは両端が同じ形の頭になっている
タイプのことを指します。
背もたれ中央からの流れるような曲線が両端のハイバックに繋がるフォルムはどの角度から見ても美しいです。
背もたれ中央の透かし彫り、各所に品よく施された彫刻の意匠など、当時の職人の技術に圧倒されます。
150年以上の時を経た滑らかな木肌は上品な光沢があり、ついつい見とれてしまうほどです。
座面の生地は、フレームの美しさを損わず上品さを演出できるよう、英国製のベルベット生地に張替えを終えています。
右後ろ脚、修復跡あり